材料科学トレーニング
材料科学トレーニング
耐食性のある材料を適切に選定する方法を学びます。
目的
- 耐食性のある材料を適切に選定することで、流体システムの漏れを防止し、効率的に稼働させる
- 特定の合金の耐食性、材料の特徴、材料の選定時に考慮すべき業界基準を知る
内容
- 材料科学の原理、材料特性に影響を与える要因(腐食など)
- 腐食のタイプおよび特定の合金の耐食性
- 圧力や温度範囲、腐食の脅威、準拠規格に基づき、過酷なアプリケーション向けに最適な材料を選定する方法
- 適切な部品を選定することでサワー・ガス(硫化水素)腐食やNACE規格に対処する方法
- 材料の特性や性質(原子レベルで見た金属の様子、ミクロ組織、材料の機械的特性など)を網羅した重要なコンセプト
受講推奨者
- エンジニア、マネージャー、スーパーバイザー、購買担当者、技術者、材料選定プロセスに携わっている方
- 基本トレーニングとしてはもちろん、ベテランの方の復習コースとしても最適です。
コース期間
1日
申し込み方法
ご指定の場所での個別トレーニングをご希望の方は、スウェージロック指定販売会社 までご連絡ください。 受講料などの詳細をご案内いたします。
講師の紹介
ゲルハルト・シロキーは、2000年にスウェージロックに入社し、材料の要件に適したソリューションを見つけるためにお客さまのサポートを行ったり、価値の高いソリューションを提供する機会を見極めたりする仕事をしています。 シロキーは、溶接した高純度316Lステンレス鋼の腐食に関する合金成分の役割を調査してきました。 シロキーは、業界基準や標準規格に関連した材質について深い知識を持っています。 サワー・ガス(硫化水素)アプリケーション用の材料選定に関わるNACE MR0175/ISO 15156国際規格について、お客さまの理解を深めていただくため、定期的に情報発信を行っています。 シロキーは、未来の流体システム部品向けに改良した新合金のロードマップを開発しました。 シロキーは、ユタ大学で材料科学および工学の博士号を取得しました。 316Lステンレス鋼、腐食、合金成分の影響、流体力学、材料科学など、多岐にわたる内容の技術刊行物を数多く執筆しており、20件を超える特許にその名を連ねています。